ダイヤモンドの未来
「お風呂、一緒に入る?」

「えっっ、いえいえ、無理です。」

パニック状態の香江。

「やっぱり。」

想定通りすぎる反応に笑ってしまった。

「先、どうぞ。」

「いつも、先なので、どうぞ。
バレンタインですし…」

「じゃ、お先に。」

バレンタインの意味は分からないけれど、先に入ることにした。



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