ダイヤモンドの未来
上を脱がされ、初めてのキスマークに、恥ずかしくてドキドキして、うれしくて、ぎゅっと目をつむっていると、ゆっくり後ろに倒された。

背中がベッドに触れた。

ふと、安心して、目を開けると、白い天井が見える。

そして、先生の手が、唇が、動き出す。

「はっ‥あっ‥」

声が抑えられなくなったころ、先生の唇が徐々に下がって行くのを意識する。

どこにたどり着くか、その後どうなるか知ってしまった故に、止めたいような止めたくないような。

それを意識するだけで、身体の奥がぞくっとして、じんわりしてくるのが分かる。

パジャマのズボンと下着が脱がされる時に、腰を持ち上げて協力してしまう。

膝を曲げられ、思わず先生を止めようと先生の腕に触れると、その手に先生の指が絡められ、恋人つなぎでベッドへ押さえられた。

それでも、伸ばせない膝。

褒めるように、内腿に軽く口づけられて、そして、先生が唇で中心に触れてくる。

< 328 / 331 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop