ダイヤモンドの未来
「…せんせい」

意図を持たずに漏れた声。

「名前!」

のどの奥で笑った先生は、まだ余裕なの?

「…隼人さん…」

「香江、好きだよ。」

「わたしも…」

「私も?」

「…好きです。」

先生の動きが一層激しくなって、揺れる。

そして、2人で駆け上がる。



 




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