ダイヤモンドの未来
金曜日、仕事が終わったという真美さんと一緒にロッカーへ向かう。
すると、エレベーター横の階段から、私服姿の澤田先生と海藤先生が降りてきた。
「おつかれさまです。」
慌てて、頭を下げる。
「あれ、蒼介、今日当直じゃないの?」
「急に来週と変わってほしいって頼まれた。」
「ふーん、私、今日香江ちゃんと鍋してお泊まり女子会するからね。」
「あっ、真美さん、私とは今日じゃなくても。」
せっかく海藤先生いるんだしと、慌てて申し出る。
「鍋かぁ、いいなぁ。あっっ!鍋って去年食べたうまかったやつ?」
???先生と一緒に鍋をした覚えはないけど…と思っていると。
「そうそう、去年、残ってたの食べて絶賛してたやつだよ。
香江ちゃんのおいしいんだよ。」
「俺も食べたいなぁ。
今から、隼人と食事に行こうと思ってたけど、2人も鍋参加でもいい?」
「私はいいけど…」
と真美さんが私を見る。
3人の視線が集まる。
ノーを言えるはずはなく、
「はい。」
と返事をする。
真美さんに、
「私、鍋作ったら帰りますね。」
と小声で伝える。
真美さんには、
「それはないから。」
とばっさり切られ、
澤田先生は聞こえていたのか苦笑していた。
すると、エレベーター横の階段から、私服姿の澤田先生と海藤先生が降りてきた。
「おつかれさまです。」
慌てて、頭を下げる。
「あれ、蒼介、今日当直じゃないの?」
「急に来週と変わってほしいって頼まれた。」
「ふーん、私、今日香江ちゃんと鍋してお泊まり女子会するからね。」
「あっ、真美さん、私とは今日じゃなくても。」
せっかく海藤先生いるんだしと、慌てて申し出る。
「鍋かぁ、いいなぁ。あっっ!鍋って去年食べたうまかったやつ?」
???先生と一緒に鍋をした覚えはないけど…と思っていると。
「そうそう、去年、残ってたの食べて絶賛してたやつだよ。
香江ちゃんのおいしいんだよ。」
「俺も食べたいなぁ。
今から、隼人と食事に行こうと思ってたけど、2人も鍋参加でもいい?」
「私はいいけど…」
と真美さんが私を見る。
3人の視線が集まる。
ノーを言えるはずはなく、
「はい。」
と返事をする。
真美さんに、
「私、鍋作ったら帰りますね。」
と小声で伝える。
真美さんには、
「それはないから。」
とばっさり切られ、
澤田先生は聞こえていたのか苦笑していた。