恋は盲目 Ⅲ 〜密やかな愛〜
「さぁ⁈いつまでかな?それより、手が
邪魔だけど‥」
最後の砦を突破されないようにブラとシ
ョーツを押さえる美鈴。
「全部脱がなきゃダメ⁈」
上目遣いに大輔を見た。
「……ダメだ。トリーミングなんだから
隅々までマッサージしないと意味がない
からな」
「……いじわる、バカ、大輔の変態」
「なんとでも言え、ねこはなつかないか
らかわいいんだ」
抵抗する美鈴から一気に奪いとった大輔
は、足の指先から順にマッサージしてい
く。
「やぁ、あっ」
「マッサージしてるだけなのに、その声
はエロいな」
「…どこが‥マッサージなの⁈」
美鈴の身体を手のひらで撫でるようにす
れば身をよじる美鈴が可愛くて、身体中
にキスを落としていく。
美鈴からの逆襲があるとも知らずに、果
てた美鈴を抱きしめ眠りについた。