Closed~閉じてる彼ら~
「縁ちゃん、ホントに、純の彼女じゃないの?」
しつこいな。
「違います」
「そっかぁ」
竜騎さんは天井を仰いだ。
「やっと、純の女性恐怖症が治ったと思ったのになぁ」
今、何て?
「女性、恐怖症…?」
「そ。純は昔から、ウブなコでね、元から半分、そんなんだったんだけどさ。
彼女にふられて、女性恐怖症みたいになった。
今じゃ、他人様を拒絶してる様にも見えるね」
「…彼女…」
「確か、ささらちゃんとかいう名前だったかな」
しつこいな。
「違います」
「そっかぁ」
竜騎さんは天井を仰いだ。
「やっと、純の女性恐怖症が治ったと思ったのになぁ」
今、何て?
「女性、恐怖症…?」
「そ。純は昔から、ウブなコでね、元から半分、そんなんだったんだけどさ。
彼女にふられて、女性恐怖症みたいになった。
今じゃ、他人様を拒絶してる様にも見えるね」
「…彼女…」
「確か、ささらちゃんとかいう名前だったかな」