Closed~閉じてる彼ら~
雲の中は霧
その日の午後。
「王子先輩と姫先輩ね、放送部なんだって!」
「ふぅん」
「ああ。私も、放送部に入ろかな~」
「そう」
ささらは唇を尖らせた。
「もう。少しはノッてよ」
「興味無いし」
部活なんてしてたら、あそこに行けないし。
「いいよね、縁には、天城くんがいるもんね」
「は?」
「屋上で、二人っきりだったじゃない」
「王子先輩と姫先輩ね、放送部なんだって!」
「ふぅん」
「ああ。私も、放送部に入ろかな~」
「そう」
ささらは唇を尖らせた。
「もう。少しはノッてよ」
「興味無いし」
部活なんてしてたら、あそこに行けないし。
「いいよね、縁には、天城くんがいるもんね」
「は?」
「屋上で、二人っきりだったじゃない」