Closed~閉じてる彼ら~
「縁!おっはよう!」


ささらが横に。


「おはよう。朝から元気過ぎ」

「縁がテンション低過ぎなのー」


あ。もしかして。


「今日、屋上行くから、そんなにテンション高いの?」

「オフコース!」


うるさいなぁ。


「あたしは邪魔しないから、存分に天城くんと語り合って」


間違っても、その話は、あたしには聞かせないでよね。





私立 明凪学園高校。




相変わらず白いなぁ。

病院かっつーの。


校門をくぐる。


さ、あたしの鬱々ライフの始まりだ。

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