Closed~閉じてる彼ら~
「あ、あたしは…」





…もう、雲井養護施設へは行けないでしょう?





あー…。そうか…。





「じゃあ、とりあえず、見学だけ、お願いします」

「ありがとう。待ってるね」


あたしの心中を知ってか知らずか、花月先輩は優しく微笑んだ。


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