スキャンダルな贈り物♡
プロローグ
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とあるアパートの木の影に潜む。
構えるカメラに、ターゲットである話題俳優が写る。
シャッターを押そうとした瞬間…
「なんだよ?そのカメラ。」
背後で聞こえる声。
「スキャンダル会社?やるねえ。こんな俺くらいの歳の人派遣するなんて。」
耳にかかる、多少の息。
…そうだ。録音しよう。
録音して…少しでもスキャンダルの話題にして
会社に持って帰らないと。
そう思って、ポケットから録音機器を取り出そうとした瞬間ーーー
「ナイショにしてくれなかったら、俺の女にしちゃうよ?」
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