指輪
出会い
『あい!おはよ〜』
『おはよっ』
そんな朝が
毎日同じように
繰り返される
もう高校に入学してからあっというまに2年もすぎて私も2年生。
今では信頼できる親友もできた。
『あい〜。聞いてよ!』
今にも怒りだしそうな顔できたのが、みき。みきとはいつのまにか仲良くなっていた。肌が白くて少しぽっちゃりした顔に茶色い巻き髪がよくにあっている。
『まさとがさきとカラオケ行くんだって。私さきに先こされた〜』
みきはまさとがスキでずっと片思いをしている。でも実はまさともみきがスキなんだよね。
だからあの2人は時間の問題・・・笑
キーンコーン・・・
1時間目が始まった
『みきまたね〜』
みきに挨拶をすませ教室に入った
今日はまちにまった席替え
『近くになれたらいいね』なんて友達と話しながらくじを引いて机を移動。
最悪....
前から2番めでなかいいこはみんなばらばら。
文句を言いながら
2時間目が始まった
『はい。これ』
いきなり前の席の子が後ろをむいてあめをわたしてきた。クラスは一緒でも話したのは初めてだった。
『あっ..ありがとう』
恐る恐るいうと
『ははっ。お前ぶつぶつうるせんだん。あめでも喰って落ち着けよな〜笑』
そう言って前をむいてしまった。
『何こいつ...』
最初の印象は最悪だった
これがゆうやとの出会いだった。