ドライアイス
私は仕方なく栞を挟み、本を閉じる。
「食べたいけど、持ってきてくれないよね」
「当たり前でしょ?じゃないとあんた、いつまでも閉じこもるんだから」
おやつがあるというのはただの口実。
いつも何かと理由をつけて、私を部屋から出したがる。
まあ、母の判断は正しい。
声を掛けない限り本をずっと読んでても可笑しくない。
それぐらい今、私は読書が好きだ。
私は母と一緒に部屋を出て、リビングに向かう。
そこは、テレビの音で少し騒がしかった。
「食べたいけど、持ってきてくれないよね」
「当たり前でしょ?じゃないとあんた、いつまでも閉じこもるんだから」
おやつがあるというのはただの口実。
いつも何かと理由をつけて、私を部屋から出したがる。
まあ、母の判断は正しい。
声を掛けない限り本をずっと読んでても可笑しくない。
それぐらい今、私は読書が好きだ。
私は母と一緒に部屋を出て、リビングに向かう。
そこは、テレビの音で少し騒がしかった。