年下彼氏の甘い嫉妬
「真衣の後輩って、可愛いわよね」
昼休み、秋のさわやかな風に吹かれながら会社の屋上で食事をしていると、同期の酒井優子(28)がそんなことを言ってきた。
「後輩って、立石のこと?」
「そうそう。私は部署が違うからあんまり話したことないけど、いっつもニコニコしてて、なんか人懐っこいワンコみたいじゃない?」
「あー言われてみれば」
そう答えてコンビニで買ったホットコーヒーを飲む。
「またコーヒー?胃が荒れるよ~」
「いいのいいの。私の生きがいはコーヒーとタバコ」
「どこの親父よ!」
「こんな忙しい仕事してたら親父にもなるでしょ」
それもそうだね~と、優子が笑う。
毎日大量のコーヒーを飲むようになったのも、タバコを覚えたのも社会人になってから。
忙しい仕事のストレスから逃げるように手を出したこの二つが私の相棒になってから、早5年。
私、斎藤真衣は、先月無事に(?)28歳の誕生日を迎えました。
昼休み、秋のさわやかな風に吹かれながら会社の屋上で食事をしていると、同期の酒井優子(28)がそんなことを言ってきた。
「後輩って、立石のこと?」
「そうそう。私は部署が違うからあんまり話したことないけど、いっつもニコニコしてて、なんか人懐っこいワンコみたいじゃない?」
「あー言われてみれば」
そう答えてコンビニで買ったホットコーヒーを飲む。
「またコーヒー?胃が荒れるよ~」
「いいのいいの。私の生きがいはコーヒーとタバコ」
「どこの親父よ!」
「こんな忙しい仕事してたら親父にもなるでしょ」
それもそうだね~と、優子が笑う。
毎日大量のコーヒーを飲むようになったのも、タバコを覚えたのも社会人になってから。
忙しい仕事のストレスから逃げるように手を出したこの二つが私の相棒になってから、早5年。
私、斎藤真衣は、先月無事に(?)28歳の誕生日を迎えました。