年下彼氏の甘い嫉妬
「まーいちゃん!」
明るい声とともに、勢いよく足音の主が私に抱き付いてくる。
「良也、重い。潰れる……」
「ごっごめん。でも、真衣ちゃんが帰ってきたの嬉しくて」
私より30センチも背が大きい良也だから、勢いよく抱き付かれると倒れそうになる。
「真衣ちゃん、おかえり。ご飯出来てるよ」
「うん。ただいま」
優子にはああ言ったけど、このワンコ系男子こと、5歳年下の後輩立石良也が私の彼氏。
元々は実家が隣同士の幼なじみで、よく良也の面倒を見ていたんだけど、私が大学入学と同時に実家を出てからはだんだん連絡も途絶えていき、たまに存在を思い出すくらいになっていた。
そんな良也が私の会社に新入社員として現れたのは、今年の4月。
再会してすぐ、「真衣ちゃんのことずっと好きだった」と告白され、最初は仕事で手一杯なんて言って断っていたけど、何回も何回も告白してくる熱意に負けて付き合い始めて早数か月。
今じゃ部屋の鍵も渡して、良也が私の部屋で私の帰りを待っていることが多くなった。
料理好きなんだ~って言って、にこにこ笑顔で二人分のご飯を用意しながら。
「良也、寝るよ」
ご飯を食べ終わり、お風呂から出たらもう夜中の12時。
明るい声とともに、勢いよく足音の主が私に抱き付いてくる。
「良也、重い。潰れる……」
「ごっごめん。でも、真衣ちゃんが帰ってきたの嬉しくて」
私より30センチも背が大きい良也だから、勢いよく抱き付かれると倒れそうになる。
「真衣ちゃん、おかえり。ご飯出来てるよ」
「うん。ただいま」
優子にはああ言ったけど、このワンコ系男子こと、5歳年下の後輩立石良也が私の彼氏。
元々は実家が隣同士の幼なじみで、よく良也の面倒を見ていたんだけど、私が大学入学と同時に実家を出てからはだんだん連絡も途絶えていき、たまに存在を思い出すくらいになっていた。
そんな良也が私の会社に新入社員として現れたのは、今年の4月。
再会してすぐ、「真衣ちゃんのことずっと好きだった」と告白され、最初は仕事で手一杯なんて言って断っていたけど、何回も何回も告白してくる熱意に負けて付き合い始めて早数か月。
今じゃ部屋の鍵も渡して、良也が私の部屋で私の帰りを待っていることが多くなった。
料理好きなんだ~って言って、にこにこ笑顔で二人分のご飯を用意しながら。
「良也、寝るよ」
ご飯を食べ終わり、お風呂から出たらもう夜中の12時。