年下彼氏の甘い嫉妬
「真衣ちゃん、エッチする?」


「しないわよ。明日も仕事だし。てか、もう眠い」


明らかに残念そうな顔をする良也を横目に、一人でベッドに潜り込む。


「真衣ちゃん、エッチはしないからキスはさせて」


そう言ってベッドに入ってきた良也に、体をクルッと反転させられる。


「キスだけよ」


そう答えるや否や、さっそく唇を奪われた。


そのまま甘い雰囲気になるのを押しとどめると、捨てられた子犬のような目を私に向けてくる。


「ダメなものはダメ。あっ、そうだ、明日は同期と飲み会。ここにきても私いないから」


「え~帰ってこないの?」


「優子ん家に泊まって、そのまま仕事行く。で、明後日は部長たちと飲み会」


「じゃあ、明後日は来ていい?帰ってくるよね?」


「夜中になると思うけど?」


「それでもいい!待ってるから!」


「好きにしなさい」
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