らぶぁーず*ぷりんせす
「コトハ・・・ありがとね」
「何さ、麻希らしくなーいっ!ちょ、麻希はドリンクもって!!」
ドリンクが乗ったお盆を麻希
フードが乗ったオボンを私が2人が待つテーブルまで運ぶ
「そうだね、らしくないね。・・・ところで久田先輩の話って?」
「あ、それがね?実は昨日、雅樹先輩に・・・こ、・・・こくはく・・・されまして・・・」
「へえー・・・」
「〜って!反応鈍っ?!」
「え、だって1ヶ月くらい前だっけ?似たような話聞いたし」
「それは・・・"彼氏候補"・・・とかよく分からなかったし、曖昧な感じで終わったけど・・。
でも今回は!!!"答えを出して欲しい"って言われて!!」
"どうしたらいいのぉぉぉお"と麻希に泣きつく
「"どうしたら"って言われても、琴姫は雅樹先輩のコトどう思ってるかじゃないの?」
「それが・・・わからなくて・・・」
雅樹先輩は入学早々からお世話になってるし
あの時から私も・・・カッコよくて・・可愛くて・・素敵な人だな、モテそうだな、って・・・思ってたけど・・・