らぶぁーず*ぷりんせす
「あー、あたしも食べたばかりだしやめとこうかな」
と、麻希までも
「えぇぇぇえ」
じゃあ瀬尾くんと2人で・・・ってアレ?!
これはもしや、麻希と颯斗が二人っきりになれてチャンスなのではっ?!
「よし!瀬尾くん行こう!」
「え、俺もできれば・・・「行こう!」
引き気味の瀬尾くんを無理矢理連れ出し
私と瀬尾くん
颯斗と麻希に分かれた
「ふふふっ」
大成功ー♪
少しでも2人が良い感じになれば良いなーなんて思い、口元が緩む
「櫻田やけに嬉しそうだな」
そんなにコレ乗りたいのか?とやっぱり引き気味
「あ、瀬尾くん乗りたくないんだっけ?」
「まあ、いいけど、どっちでも」
「じゃあ、やーめたっ!」
「いいのかよ」
「うん、アイス食べたいっ♪」
そう言って丁度目の前のワゴンを指した
「はいはいっ」
瀬尾くんはアイスクリームを2個買ってきてくれた
私達は近くの石レンガに軽く寄りかかった