らぶぁーず*ぷりんせす









流れ落ちないよう。


我慢しよう。と





俯く私はただただ雅樹先輩に連れられて歩いていたその時・・・











「・・・俺の前で、強がんなくてイイよ」










「・・・っ」







突然止まった雅樹先輩に気づかずポスッとぶつかるとそのままコチラを向いたセンパイの腕に包まれた









「まっ・・・雅樹先輩っ?///」









「迷子ちゃん小っちゃいなー」








「せ、せんぱいが大きいんデス」








明らかに私より背は高く







肩幅だって全然違くて








平均的なハズの私でも雅樹先輩の腕の中にスッポリ










「颯斗告白でもされた?」







「なっ?!」








「まじ?当たり??」








な・・・なんでっ・・・








「こ、こくはく・・・されたワケではありませんが・・・てか、そんな事になったら困ります。」







私は・・・颯斗のこと本当に友達で。






心から麻希を応援してる







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