らぶぁーず*ぷりんせす









「悠暉なんてやめて俺にしちゃいなよ♡」







「ふぇ!?///」












途端、後ろからぐいっと腕を引っ張られたと思ったら











「ッきゃぁ!?」









「青木先輩、人の彼女口説かないでください」









引っ張った張本人は私の彼氏、瀬尾悠暉くんっ








「悠暉くんっ?!」








「オマエ・・・」









青木先輩はヤレヤレと言わんばかりの呆れ顔だ










「悠暉くん、今日は応援団の方もう終わったのっ?」









「ああ。まったく、毎日毎日練習なげーよなー。部活あと1時間も残ってねーよっ」








"着替えてくるっ"


そういって颯斗と一緒に部室へ入って行った











昨日は応援団の練習に付きっ切りになってしまったので




一日振りに悠暉くんの練習姿が見られると心が自然と期待で高鳴る










「マネージャー、今良いか?」










ふと、部長に声をかけられた









部長ってば改まってどーしたんだろ?









「まだ、一か月先の話ではあるんだが、ウチのサッカー部は毎年合宿を行ってるんだ」







「合宿っ?」








「マネージャーは一人しかいないから基本的強制参加なるんだが、大丈夫か・・・?」


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