らぶぁーず*ぷりんせす








ーー・・・








"家まで送るよ"と悠暉くんに言ってもらえて、久しぶりに一緒に歩く帰路









やはり、私の心臓は煩く高鳴る







今日は嬉しい事ばっかりだっ









「最近練習ばっかりで大丈夫か?」








私の歩幅に合わせて隣を歩く悠暉くんが心配そうな表情でそう言う








「え、"大丈夫"って??」









「ほら、ちゃんと遊びに行ったのとか5月の遊園地以来だろ?」









"この間の、颯斗ん家でのも佐藤とあんなんなっちまって息抜きにはならなかっただろ"と、心配してくれる







悠暉くん、優しいなぁっ・・・









「ありがとう、大丈夫だよ!悠暉くんの練習姿見れるだけで幸せっ♡」








「ーッ?!////」







サラッとそんなことを言った私とは、正反対に顔を真っ赤に染める悠暉くん








「おまっ///何言ってんだっ」








「えへへっ♪本当のことだもーん♡」








確かに、付き合ってからまだ一回もデート出来てないけど








ケド、悠暉くんが大好きなことに取り組んでるのを見るだけ幸せに思えるもん









「大好きだよっ悠暉くん」






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