らぶぁーず*ぷりんせす
「あー、あいつはいつも遅れてくるから気にしなくていいよ」
ふむ、気にしなくていいと言われても・・・
知ってる顔がいないとなんだか落ち着かないよ〜
「うぅ〜」
ーーガチャッ
「お疲れっす〜あ、迷子ちゃんいる!」
「マサキ先輩っ!」
知っている人の登場により思わず声が上がる
「迷子ちゃんイヤイヤ言いながらなんだかんだ来てくれたんだね」
そういって、笑いかける先輩
やっぱかっこいいよねー、マサキ先輩。
「一応入部したことになりますし、来ないわけにはいかないです・・・から。」
「迷子ちゃんは律儀だな」
先輩は"ありがと"っと言って私の頭をくしゃくしゃっと撫でた
「・・・///」
本当に・・・先輩は懐っこいっ
「マサキも来たことだし、歓迎会始めようぜ!あいつらも来てるし」
"あいつら"・・・って誰だろ??
「サトルー"あいつら"って俺らのことー?」
私の疑問に答えるかのようにそういって制服姿の赤ネクタイ男子2人がサトル先輩に絡まりついた