らぶぁーず*ぷりんせす






「ん〜コトハちゃんいい匂い」






「?!!!////」





匂い?!//

この人匂い嗅でるの?!



初対面のあたしに?!




え?!///





なんで?!!






なんでなんで???///











「こら、タクミ」




混乱する私を抱き続けてる先輩にサトル先輩が丸めた雑誌で一発ぱこーんと強打






「お前新しいマネージャーにいきなり手出すなってこないだサトルに言われたろ?」






サトル先輩に絡まってたもう一人の先輩がしゃがんで私に抱きついてる人に淡々と話す







「だって思ってたよりコトハちゃん可愛いかったから、遂っ」






「まあ、気持ちは分かるけどっ」






いや・・・わからなくていいです






断固して結構です!




てゆーか・・・





「先輩・・離れて頂けませんか・・?」

割と小声で言ってみる






一年の分際で先輩に意見なんて舐めてるって思われるかもしれないし




でも!

耐えらんないんだもん!








「んーやだ」







「・・・・・」





・・・やだじゃなぁああーい!







「いい加減にしろっ」





そう言ってサトル先輩がもう一発ぱこんと強打





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