らぶぁーず*ぷりんせす









「今、病院の手配するからちょっと待ってて」








そういい、慌ただしく保健室を出る先生










私は、痛みに耐えながら身体を再び横にする









痛い・・・










なんで・・・こんなことに











あの人・・・









階段に居た人・・・










バスケ部のマネージャーさんだった。









確か・・・喜多村先輩





喜多村 由梨亜【きたむら ゆりあ】







いつも元気で明るくて、可愛いくって男の人に人気って聞いた事ある










私も話したことすらないけどそんなことをサッカー部の先輩が言ってたような気がするっ









でも、なんで・・・?










話したこともない喜多村先輩がなんでこんなことを・・・。









私、無意識のうちに何かしちゃったのかな・・・











暫くすると先生が戻ってきて、私は早退して病院へ行った










病院の先生にも頭の傷は浅いもので脳に異常は見られないと診断された











一先ず安心し、私は帰宅して直ぐに眠りについた









今日一日がなんだか凄く長く感じた









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