らぶぁーず*ぷりんせす
ーーー・・・
翌朝
「・・・いってきます。」
誰もいない家の中でシーンとした空気に私の声は消し去られる
いつものこと
毎日こと。
けれど、身体的にも精神的にも弱まってる私には凄くキツく感じる
一人っ子の私は別に両親がいないわけじゃない
ただ、二人共仕事が忙しいらしく中々家に帰ってこれないだけ
それでもお母さんは仕事が忙しい中、家のことも沢山やってくれてて
お父さんも出張続きで日本にいない時だってあるのに必ず私の誕生日とお母さんとの結婚記念日には家に戻ってくる
お父さんもお母さんも、家族を大切にしてくれて
私を大切にしてくれてる
でもすれ違う日々に
こんな生活に"ひとりぼっち"な寂しさを感じて・・・
いつからだろう・・・そんな感情が生まれたの