らぶぁーず*ぷりんせす
「は・・・初めましてっ」
「もー、こんな可愛らしい子が彼女だなんて聞いてないわーっ、お母さん化粧してないじゃない、もお!」
「ふぇっ?!お母サマ?!」
「そうよ?」
「てっきり・・・お姉さんかと・・・」
「まぁっ♡」
テンションが上がるお母さん
そんな時トントントンと階段を誰かが降りてくる音が聞こえて
「うっさいなー。おやじもおふくろもなに騒いでッ・・・」
少し大きめのダボダボな灰色のスウェットを着て気だるそうに現れた私の大好きな人
「・・・え」
私を見つけるなりピタリと固まってしまった
「・・・来ちゃった」
「こっ「ユウキー!!あなたこんな可愛くて良い子ゲットしちゃうなんて♪」
「オマエ彼女できたなら言ってくれればよかったのに、水臭いじゃんか!」
「・・・うっさい」