らぶぁーず*ぷりんせす
「・・・キミ、名前は」
「瀬尾・・・悠暉」
「そッ「私のっ!!」
お父さんの声を遮るように大きな声を出す
そんな私に目を見開いて驚く3人
私も、お父さんとお母さんに伝えたいことがあるから・・・
「私の・・・大切な人なのっ・・」
「琴姫・・・」
暫しの沈黙
重い空気を破ったのはお父さんだった
「俺たちは仕事で動いてる。遊びじゃない」
「・・・っ」
そう・・・だよね、
そんなこと・・・分かってた
やっぱり、どうにもならないことなのかな・・・
「だが、もう少し・・・家に帰ってこれるよう努力はしよう」
「ーッ?!」