らぶぁーず*ぷりんせす
「私だけ、別の部です。初めまして、佐藤麻希です」
小宮先輩の視線に気付いた麻希が自ら名乗る
「そうなんだあ!じゃあ、クラスメイトとかの集まりなのかな♪」
「そんな感じっすね!ところで先輩方は結局何つながりなんすか??」
「俺らは幼馴染。な、雅樹!」
「あ?お、おう。」
少し吃り気味ではあるものの、いつも通り明るい雅樹先輩に何故か少し安心できた
「へー、3人で幼馴染とかいーっすね!」
「まーな!ところでずっと気になってたんだけどよ、悠暉そんなに甘党なのか?!意外すぎるんだが」
そう言いながら瀬尾くんのお皿を指差す
「いや、これは颯斗が・・・」
「あぁーやりそうやりそう。(笑)」
「既に無理っす」
「はや?!お前まだ二個くらいしか食ってねーやん!!」
「ちょーし乗った本人が何言ってんだよ!!!」
そう言い合う颯斗くんと瀬尾くんを見てその場の全員が思わず笑う