らぶぁーず*ぷりんせす









「うーん、そうか。・・・確かにここ一ヶ月毎日カツカツに練習してたもんなー・・・」








そう呟いた部長は"うーん"と腰に手を当て考えてくれて







その後"よしっ"と何かを意気込んだ様子









ふおっ?!これは・・・もしかしてっ?!!









「ゴールデンウィークは新入生研修会を二泊三日で行いラスト1日は練習予定だったが、その1日を休みにする」







部活開始直前だけあって部室に勢ぞろいしていた部員達が部長の発言にざわつく









「マネージャーが休暇案出してくれたお陰だからな!ミンナ感謝しろよ!」







「へっ、?!」








「こーとはちゃん良くやったあ!!」






「ひゃあっ?!///」






息を吐く間もなく青木先輩がそう言いながら私の肩に手を回した







「せ、せんぱいっ?!///」







ま、また抱きつかれたぁっ?!///







「ことはちゃんってば抱き心地良くて癖になる〜♪」







青木先輩の腕の中にスッポリ埋まってしまった低身長の私







「だ、抱きつかないでくださいぃぃ〜///」






< 64 / 283 >

この作品をシェア

pagetop