らぶぁーず*ぷりんせす








「俺はいいんだよ」





とか、わけわかんないことを言いながら俺の腰に巻いてるタオルに手を出してきた






「ちょ、やめろよっ」






仕返しに俺も颯斗のタオルに手を伸ばす






「お前こそやめろよっ」






「おいっ」



「こらっ」





お互い取れそうで取れない









そんな事をやってると・・・



「おい、ガキ二人」



「「あ?」」






声がした方には青木先輩と伊藤先輩が居た







「おまえら先輩に向かってその口とは上等じゃねーか」






「あぁっ・・・すみません」







「よろしい。」





全くっ。颯斗が変なこと言い出すから







「ところでお前らはさ、どーなのよ?」







ニヤニヤしながら俺らに尋ねる伊藤先輩





・・・なんなんだ、気持ちわりい







「"どう"ってなんのことっすか?てか、ニヤついててきもちわりぃーんすけど」






「てめっ!」






「〜〜〜ッ」




イッッテェー




伊藤先輩が、"先輩に向かって何を言うか!"とか言いながら頭殴ってきやがった





絶対この人手加減してねーだろ・・・





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