らぶぁーず*ぷりんせす






「あ、はいっ!実は、旅館のお姉さん達が人手が足りないって話してるの耳にして、私にもできることあったらなあと思って!



それでお手伝いすることになったんですけど、女将さんがこれに着替えなさいって制服貸してくれたんです♪」








女将さんのお陰で貴重な体験ができたなあ♪







「え、じゃあ櫻田、あれからずっと動きっ放し?」








「動いたってほどじゃないよ!ご飯を運ぶお手伝いくらいしか出来なかったもん!」







そう言って大テーブルに並ぶご飯に目線を移す








「「おお・・・」」






へへっ♪皆さん驚いてる様子♪♪







そんなに大したことじゃないけど、でも嬉しいっ♡






皆にお疲れ様って言ってもらっちゃったっ♪







「迷子ちゃん偉いっ」





と、軽く私の頭を撫でる雅樹先輩







「えへへっ///」






撫でられるのは恥ずかしいけど・・・






でも、褒められた事が素直に嬉しかった







それから皆でご飯を食べた後、大広間から食器を下げる作業を私が手伝っている間にも







気づけば宴会が始まっていましたっ(笑)







いっつも思うけど・・・





一体お酒はどこに隠し持ってたんだろ・・?






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