らぶぁーず*ぷりんせす
「てかさ、まさかとは思うけど校内で迷子なんてわけじゃ・・・」
「・・・っ」
ホレボレとする私に容赦ない一言
「まじすかっ」
黙り罰悪そうにする私を目の辺りにし察したのか、"校内で迷子ってありえないでしょっ"とお腹かかえて笑う先輩
「・・・」
むう。
「・・そんなに笑わなくても」
「っごめんね。なんか可愛いなっておもって」
「かわっ///?!」
"可愛い"ってそんなっ///
「ほら迷子ちゃん、俺が案内してあげるよっ」
「へ、ちょっ?!///」
先輩は私の手を引いて歩き出す
なんでこの人は初対面の私にこんな懐っこいんだろか
・・・フシギっ
歩き始めた先輩は・・・
「どこの部活見学しようとしてるの?」
・・・と、当然なる質問。
でもなんか、言うの恥ずかしいなっ・・意外って思われちゃうかなっ
「・・・サッカー部です」
「うちの学校女子サッカー部ないよ?」
「・・・のマネージャーです」
そう小さく呟く私を横に少し驚いて何かを悟った様子の先輩