らぶぁーず*ぷりんせす
一人で居るとやっぱり物静かな部屋だなあ、と実感
「うーん・・・よしっ!」
折角皆がいるのに独りなんてやだなあ・・・と思い、私は枕を抱きかかえて男子の部屋へ向かう
男子部屋の戸に手をかけ、ソッと少し開けて中を覗いてみると
皆の暖かい笑い声で溢れていた
【yuuki side】
「はあ、」
この先輩達下ネタばっか
俺ついていけねーよ
・・・トイレ行こ
部屋から逃げるようにして、ドアを開けると
「え、櫻田ッ?!!」
「えーと・・・エヘッ☆」
枕を抱きかかえている櫻田琴姫が立っていた
「いや!"エヘッ"じゃねーよ!!!」
どどどどーすんだよ!
バカだろこいつ!ぜっっっったいバカだろ!!
「兎に角、先輩達に見つかる前に早く戻ッ「あれー迷子ちゃんだ!」
「い゛ッ?!」
・・・・・手遅れだったか
「え゛琴姫?!」
「おーマネージャーじゃん!どしたんだー?」
久田先輩の声に引きずられ皆が気付き、室内がざわつき始めた