らぶぁーず*ぷりんせす







俺の影に隠れていた櫻田は、ひょっこり横へ顔を出して皆に手を振っている







「・・・バカだ」






「え?瀬尾くん今"バカ"って・・?」







「お前なんで来たんだよ!!」







颯斗が焦って俺らの元へ駆けつけた







「だって、一人寂しかったんだもん。私も皆と一緒がいいっ!」







「ガキかよ・・」







「バカか・・」








「・・・・ダメかなっ・・?」








「「ー・・ッ!////」」








もー俺やだ!!コイツッッ








「おおっとー?!悠暉、ノックアウト寸前かっ?!」








「伊藤先輩ちょっと黙ってください!////」








「それをゆーなら颯斗も充分寸前だろ。てかもう撃ち抜かれてるんじゃね?」








「青木先輩も黙ってくださいね、?」








「おーおー2人共ピリピリしてるねー」







本当、なんなんだよ







「迷子ちゃーん、今日は俺の隣で寝てよー!」







「はいっ♪」








「「はいじゃねーよ!!!」」











それから俺たちは幾つもの言い合いを行い








最終的に何にもしなさそうと言う理由で"木村先輩"と願望を通し抜いた"久田先輩"の間で寝ることになった櫻田






もちろん俺と颯斗は寝不足で3日目を迎えたのは・・・言うまでもないか





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