後輩くんの悩み。



「おお!気が利くじゃねぇか!」




高野の背中をバシバシと叩いて上機嫌の雄輔。




その後も何故か高野はハイペースで雄輔にお酒を飲ませ続けた。




その結果。




「………潰れちゃったね」




目の前にはテーブルに突っ伏して眠っている雄輔。




「さ、出ましょう」




「は、え、高野!?」




高野は私の腕を掴むと無理やり立たせ、会計を済ませると再び私の腕を引っ張って歩き出した。


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