love story
しかし私はドジばかりで朝霧さんの足を引っ張ってばかり。
弁護士として入ったもののもちろん青二才の私にはまだまだ仕事はなく、殆どが雑用業務。
それでも毎日頑張ってこなせるのは朝霧さんのさりげない優しさだったり振る舞いだったり、
仕事に励むその姿を見ているだけで胸がときめくからだ。
「さ、仕事頑張ろっ」
法廷に行った朝霧さんを事務所で見送った私は、早速デスクについて仕事をやり始めた。