love story

「瞳さん冷たい」

「え?」

「今日だってさ....、俺以外の男の人と楽しそうに話してたし....」

職場には男女数人が仕事しているし、会話も最低限しかしていない。

何処か拗ねているような口調がつい目を丸くしてしまった私は、ついつい手をとめてしまう。


「....嫉妬してるの?」


そう呟くと、彼は足早に近寄ってきて私の手首を掴むなり、巨大な業務用冷蔵庫にそのまま身体を押し付けた。
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