僕、幼なじみと恋愛中
ドアを開けて部屋の中に入っても、拓は僕に気づいていない。
拓は机で勉強??をしている。
驚かせよーっと!
そ〜っとそ〜っと拓の背後に近づき、拓の肩をトントンと叩いた。
「…うわっ!!って杏夏かよ。
ノックくらいしろよ(笑)」
「ヘヘヘッ。ゴメンね。
ところで拓、何してるの??」
「あ??課題やってた。」
課題??なんか忘れてる様な…
「あっ!!」
「なんだよ、いきなり。」
「僕も課題あるんだよ!!忘れてた!
ねぇ、拓の部屋でやってもいい??」
首を傾げて言うと、拓は僕から目を逸らして「いいよ」と言った。
なんで目を逸らすのかな?と不思議に思いながら、自分の部屋に課題を取りに行き、拓の部屋へ戻った。