僕、幼なじみと恋愛中
拓は素直に僕のところにプリントを持って、座った。
「何処が分からないの??」
「ん。ここ」
拓が指差した問題を丁寧に説明する。
「~…でこうなるの。答えは??」
「4??」
「うん。正解!
拓はやっぱり飲み込み早いね。」
「杏夏が教えるのが上手いだけ。
これは?」
「んー?これはねぇ…~」
僕は小学校の時も拓より頭は良かったから、よく勉強を教えていた。
その時も拓は飲み込みが良くて教えやすかったのを覚えている。