僕、幼なじみと恋愛中
第一章【秘密】
「「「キャ──────」」」
「なに?」
屋上で寝ていたら五月蝿い声が聞こえてきた。
「あれ?起きた?杏夏。」
「うん。リンも?」
眠そうに目をこすりながら言っているのは
僕の親友の設楽 鈴(sitara suzu)
「まぁね。なんか目が覚めちゃって」
「ん。それよりさ下、五月蝿い」
そう。
さっきの声は下から聞こえてきた。
凄いよね。一応、ここ屋上何だけど
「あぁ、あれね。王子が帰るんでしょ」
「王子って?」
「拓海くんだよ!」
「は??」
あいつ?有り得ない。