僕、幼なじみと恋愛中
「俺が…俺のせいで杏夏が…」
震える声で自分をせめる拓海。
そんな拓海の頭を海影が叩いた。
「…何があったか知らねぇけど兄貴がこんなんだったら杏夏が可哀想。
母さんだってそんなこと後でいいだろ」
「…そうね」
その時、手術室の扉があき、みんな一斉に立ち上がった
「杏夏は!?」
出てきた医師に鈴ちゃんが聞いた
「…手術は成功しました。
今は麻酔で眠っていますが、そのうち覚めるでしょう。
肩の骨が折れていますが、肩はリハビリすれば治るでしょう。」
「ありがとうございます。」
拓海の母親、おばさんは頭を下げた
そして、みんなで杏夏のいる病室へいった