僕、幼なじみと恋愛中
あ、そーだった!
拓に荷物を持って貰ってたんだった!
「ゴメンネ、今度手伝うよ」
那海兄に言ってから廊下に出て、階段を上った。
二階には5個くらい部屋があり、右側の一番奥の部屋のドアが開いていた。
その部屋を覗くと拓が床に座っていた。
「どうしたの??」
「ここが杏夏の部屋だから。
杏夏の前の部屋は海影で俺の横が亜華海、海影の横が兄貴の部屋。
母さんの部屋は1階の階段のすぐ横な。
俺は杏夏の隣だからなんかあったらいつでも呼びに来いよ??」
部屋の説明をして拓は立ち上がり、僕の部屋から出ていった。