僕、幼なじみと恋愛中
「杏夏、ありがとう。」
リビングに入ると那海兄に言われた。
「いただきまーす。」
那海兄の作ってくれたクリームパスタを一口。
「んっ!おいしー!!」
「それなら良かった。」
「ねぇねぇ、那海兄って彼女さんいないの??」
僕が言うと拓と海影がむせ、那海兄は驚いた顔をした。
「え??どーしたのみんな。」
僕は首を傾げた。
「いやいや、杏夏こそいきなり何だよ。」
「え??那海兄女子力高いしカッコイイのに彼女いないのかな?って思ったから」
「女子力って…
杏夏、それは嬉しくないけど彼女はいるよ??」
「「「え??(は?)」」」
「は?聞いてねぇんだけど!
いつの間に出来たのかよ!!」