単純な恋。
3月に入り残業が続いていた。


仕事が終わればマンションに直行の日々。
西原ともまともに話してない。


会社では顔を見るわけだけど…。


やっぱり、会いたい。
と、思ってしまう。


西原の最寄り駅で途中下車した。


会社を出るときまだ西原は残ってた。


『今日、マンションで待ってていい?』


『うん。8時前には帰る』


西原にメールしたらすぐ返信がきた。


ちょっとしたメールのやりとりなのに恋人同士って感じに顔がにやける。







< 28 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop