単純な恋。
ゴールデンウィークに入り特別、出掛ける事もなく西原の部屋でゴロゴロしてた。
「透」
「…うん?」
テレビを見ていた西原に声をかけた。
壁に掛けてあるカレンダーが目に入る。
来週の日曜日。
母の日。
「来週、母の日だね。忘れてた。透、いつも何か贈ってる?」
「…特に何もしてない」
「そうなの?お花とか贈ったら喜ぶかもよ。
明日、ブラッとしてみる?人、多いかな?」
西原のお父さんは西原が中学の時に亡くなってると聞いた事があった。
西原は一人っ子だから母一人、子一人。
「ああ」
「何がいいかな?うちのお母さん、誕生日が近いから母の日とまとめてプレゼントしてるんだよね」
携帯をバッグから取り出してお母さんにメールを送った。
「透」
「…うん?」
テレビを見ていた西原に声をかけた。
壁に掛けてあるカレンダーが目に入る。
来週の日曜日。
母の日。
「来週、母の日だね。忘れてた。透、いつも何か贈ってる?」
「…特に何もしてない」
「そうなの?お花とか贈ったら喜ぶかもよ。
明日、ブラッとしてみる?人、多いかな?」
西原のお父さんは西原が中学の時に亡くなってると聞いた事があった。
西原は一人っ子だから母一人、子一人。
「ああ」
「何がいいかな?うちのお母さん、誕生日が近いから母の日とまとめてプレゼントしてるんだよね」
携帯をバッグから取り出してお母さんにメールを送った。