女子高生より君が好き
「風邪うつったら、悟がお粥作ってよね」


俺をぐいぐいと布団に押し込み、プリプリしながらひかりが言う。


「そしたらもう一回、壁ドンして、チューして、回収するよ、風邪菌」


「バカじゃないの?!」


部屋を出ていこうとするひかりの耳が真っ赤だった。
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