立場逆転!?幼馴染みと私。
幼馴染みと再会

1.高校始まり

小学6年生の時

「今日も僕ゆなのちゃんと
遊んでいい?」

そう嬉しそうにいってくるのは身長が私より低い幼馴染みの夜乃悠太だった。

前髪が少し長くて黒髪がさらさらしていてさわると気持ちいい。

「うん!いいよ!遊ぼー!っていうか悠太今日もかわいいねー!」

そういって私は悠太をぎゅっと抱き締める。

それに返して悠太も私をぎゅっと抱き締める。私の腕のなかにすっぽり収まる悠太はとても可愛かった。

でも、楽しい時もあっという間で
中学生に上がっていくとき悠太は違う中学校に行ってしまい、それ意外私は悠太には会ったり喋ったりもしていない。
私の記憶も中学3年になる頃にはほとんど悠太の記憶は残ってなかった。

そして今日から私、日那川ゆなのは高校生になりました。中学の仲いい友達も居るから少し楽しみにしてたりする。

「ゆなの!行こっ!高校?」

「うん!」

私の家まで迎えに来た同じ制服のストレートボムの松川恵。
私の親友めぐ。
こうみえてめぐは成績優秀!
多分生徒会はいるんだろうな。

「ゆなの。クラス同じかな…?」

「同じだといいね…。」

学校についた私たちはクラス表を見にいった。

日那川ゆなの…………1-B

松川恵…………1-C

「「違うクラス!?」」

私の安心は不安に変わってしまった。
とりあえずそのショックが大きかったので他のクラスの名前で他の友達を探す前に教室へ向かった。

「じゃーね…。めぐ…」

「うん。…ばいばい。ゆなの。」

めぐと分かれて教室に入った直後。

廊下の辺りに女子が集まっていた。
黄色い声がガンガン飛ぶ。
ヒソヒソとなにか喋っている。

普通なら、私は見に行くのだけど今はそんな気分じゃないのでやめた。
自分の席に座りクラスの子達を見る。

ギャルっぽい派手な子もいたら私みたいな普通の女子もいる。

ガチャン

「ん?」

しかし、私の高校生活。
さすがにぼっちはキツいよね、、

後ろの席を座る音がして不意にそちらに向くと目が合う。

「ど、どうも!」

「どうも!」

笑って挨拶してみると後ろに座った子も笑って返してくれた。

「ねぇ。名前は?」

後ろの子が明るく声を掛けてくる。

「わ、私は日那川ゆなの!
ゆなのでOK!そっちは?」

「村野遥!遥でいいよ!
ゆなのよろしくね!」

「うん!こちらこそ!」

ストレートのロングで私の天パの掛かったのとは違って綺麗。

それから私は遥と一緒に過ごすようになった。
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