立場逆転!?幼馴染みと私。

3.嘘でしょ?

クラスがざわざわしてせっかく寝ていたのに目が覚めてしまった。

「んー。遥~。何?
みんなどしたの…。」

ふと、顔を上げたとき転校生の姿が一瞬見える。

…わぁ。確かにかなりのイケメン、
しかもモデル並みのルックス。
これはますます縁がないなw

…遥は…あー。

本読んでるし。

こりゃしばらく戻ってこないなw


まだ頭がふわふわして視界がぼやける。

また眠くなってきた…。
うん。二度寝しよう…。


その時、転校生が自己紹介を始めた。

「俺は夜乃悠太って言います。
皆、よろしくね♪」

そういって悠太はにこりと笑う。

ん?
…今なんて…。
夜乃悠太って言わなかった??

……まぁ、気のせいよね。

私は再び眠りについた。

寝ぼけていた私は
その時、夜乃悠太がこちらを見ていたことなんて知らずに。
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