立場逆転!?幼馴染みと私。

4.転校生は幼馴染み

「おーい。ゆなのー!起きてー!」

とんとんと遥に背中を叩かれ目が覚める。

「おはよ、ゆなの。転入生みた?」

「え?おはよ、転入生…?」

遥が窓の方一番後ろの机の方を見る。

するとそこにはクラスの女子や数人の男子が集まっていた。


「うわぁ。モテモテだね。」

私は転校生の席を見ながらいった。
女子がいて転入生の姿はほとんど見えなかったけど。

「名前は?」

遥に名前を聞くとあきれたのように言ってきた。

「ゆなのそれも聞いてなかったの?…ああそういえば寝てたんだっけ。」

聞いたけど、はっきり聞いてなくて忘れちゃった…とか言えない。

「うん…。で、名前は?」

「えと、確かに夜乃悠太…っていってたような。」

「ふーん。夜乃悠太…。」

…………。え。
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