偽り同士の偽りのカップル。


目が覚めると


前にいた病室ではなく。



広くて、でも何もなくて。

腕には沢山の点滴の針や


色々なものが身体中に貼られていた。

私の周りにはいろんな機械が置いてあった。

静かな病室に、規則正しい機械音だけが


響いていた。


横を見ると1つだけ大きな窓があって


そこには看護師さんやお医者さんがいて


何かを着て私の病室に入ってきた。

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