偽り同士の偽りのカップル。
榴李side

十琉を愛望のところにおいてきた。

すこし、一人になりたかった。

もうすぐ二人の親が来るだろう。

俺はどんな顔して会えばいいんだろう

もし、俺が帰ろうって言わなかったら

凪は生きてたんだろ?

俺がお前を殺した。そうだろ?

帰ろうだなんていわなければお前は生きてたろ?!

愛望は生きてる。

凪、愛望は連れて行かないでくれ・・・

お前らは将来を誓ったけどそれでも、愛望はまだ

生きていられる。

だから、連れて行かないでくれ。

お願いだよ・・・

凪、お前が大切にしていた人を俺たちは絶対守るよ・・・

約束する。
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